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再生技術研究所

概念

もはや再現のできない建物が色々な事情で失われようとしています。もう手に入らないような材料や丁寧な職人の技術、そしてゆかしい美意識が生んだ貴重な建物が、むざむざと壊されたり、人手に渡って姿を変えてしまうことは、いかにも残念なことです。

日本人の遺産を目の前で潰してしまってよいのでしょうか。

私達の再生技術は、そういう尊い建物に新しい息吹を吹き込み、新しい住み手と使い手に活用してもらうための技術です。

再生技術研究所は、そうした再生のために広く適切な方法を幅広く提供することができます。そして建物の規模の大小あるいは種類にかかわらず、新たな住み手、使い手の希望にそって、有効な設計・施工をいたします。

施工実績

このような再生を手がけました。

暫遊荘(犬山)

ある旧家の本宅が中華料理店になっていて取り壊されるという緊急な事態の中、1ヵ月半の間に急きょ解体しなければなりませんでした。
そしてこの建物に理解の深い新所有者と、私達が力を合わせて建物を救済し、新しい社会的活用の道を開きました。
外観
室内より庭を見る
広間内部

旧閑院宮邸長屋門及び倉庫(京都御苑内)

京都御苑の西南に位置する旧閑院宮邸(環境省所管)には御殿の一部や表門、長屋門、使用人控室、物置のほか日本庭園の一部が残っています。これらのうち北に面する桁行きの長い長屋門は、江戸時代以来の風格を色濃く残し、市民に親しまれてきました。馬小屋にも使われていた長屋門の佇まいをそのまま残しながら、内部は現代的な活用に供しうるよう、保存再生が実現しました。
長屋門外観 表より
長屋門外観 敷地内より
倉庫外観
2024年4月
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一般財団法人
京都伝統建築技術協会

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